七尾市マナーアップ講座2020

2021年3月20日と28日に、七尾市で開催された「いぬの飼い方マナーアップ講座」の様子をお伝えします。

七尾市主催「犬の飼い方マナーアップ講座2020」

オンラインでも受講できます。

七尾市主催での「犬の飼い方マナーアップ講座」を担当するようになって、今年で5年目となります。昨年は新型コロナ感染症のため開催が中止されましたが、今年はなんとか感染症対策を講じて、開催ができました。

Global.plusWanが行う行政でのしつけ教室では、必ず犬のことを事前に学ぶ「講義」を実施しています。「犬ってこんな動物ですよ。」ってことを事前に学んでいただくことで、より実践が身近なものになります。
この講義のテーマは「いかにしていぬのリーダーになるか。」。
このテーマは、Global.plusWanが一番大切にしているもので、いぬとはどんな動物で、このいぬという動物と快適に暮らしていくにはどのようなことに注意するべきか、私たちの社会(生活)の中でいぬと共生していくには何をすればいいのか、いぬとの接し方はどのようにすればいいのか、しつけやトレーニングを始めるにあたっての飼い主の心構え、そして次へつなげる「宿題」(家庭での課題)をお伝えしていくという流れで、構成されています。

3月20日に講義を行い、宿題を提示しての1週間後の28日に午前の部参加の方と午後の分参加の方で分けて、実践であるワークショップを行いました。

基本的なレッスンプランは、
◯いぬにもそれぞれ性格がある、まずその性格を知ろう。
◯ごほうびにフードを使う理由。
◯飼い主に注目するための「歩く」「止まる」「名前」「ごほうび」。
◯基本的な動作である「オスワリ」をさせるための考え方と実践。
◯フセの練習方法について
◯オスワリで待たせる
◯お散歩時の注意点

当日にいぬの状況を見ながら、レッスンの内容を多少変更しながら、参加された皆さんが少しでも満足されて帰られることが一番重要であると思いながら、レッスンを進めていきました。

最初はいぬの性格を知る必要があることの説明。個々に全く性格が違うので「犬」だからでひとくくりにすることはできないのです。そして、その性格に合わせてレッスンをアレンジしていきながらレッスン開始。

◯飼い主に注目することの重要性
いぬの名前を呼ぶと飼い主に注目するということを教えました。いぬと飼い主との関係性を高める上でもっとも重要な項目です。「いぬの名前」を呼んでごほうびを与えるというレッスンを行いました。きっちりと反応してくれるいぬにしていくためには「繰り返し(反復)」練習することが大切です。
この項目重要なので、がんばって練習を続けてください。
「歩く・止まる・名前・ごほうび」ですよ。

投稿者: globalpluswan

高校を卒業後、民間の警察犬訓練所に見習い訓練士として入所。その後独立し、犬の繁殖と家庭犬のしつけトレーニングを行う。1994年にテリーライアン女史に出会うことにより、理論的なしつけトレーニングの重要性を痛感し、ボジティヴレインフォースメント(陽性強化すなわち正の強化による学習)によるトレーニング法を中心としたしつけを実施し、北陸(福井、石川、富山)を中心に動物病院、ペットショップなどでしつけ教室を定期的に開催する傍ら、ペットの専門学校での教務全般に関わりながら、学生に犬のしつけに関する講義を行っている。また、動物愛護事業にも行政と連携を図りながら活動している。そして、インターズーから出版される「新版犬のしつけ学」の著者でもある。 ・JAHA(公益社団法人動物病院協会)認定家庭犬しつけインストラクター ・一般社団法人ふくい動物愛護管理支援センター協会元代表理事

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