
いぬの学習を上手に進める秘訣
いぬは私たちと同じように、学習します。
感情表現も喜怒哀楽がしっかりとあり豊かです。
しかし、脳の仕組みが違い感情の受け取り方も違い表現方法も違うのです。
■いぬをしつけることは、いぬを教育すること。
いぬの一生は私たち人に比べると、はるかに短いものです。
その短い一生を、心豊かに健康に過ごしてほしい。
短いと言いながら、思い出をたくさんくれるパートナーと快適に幸せに暮らすには、教育は不可欠です。
「いぬにしつけは必要」これは誰もが知っていること。
でも、いぬに何を教えればいい子になるかご存知ですか。
エサのときに、オスワリ、お手、おかわり、フセ、マテ、良し!
ですか?
残念ながら、これではダメです。
■いぬのしつけとコミュニケーションは密接に関連している。
まず、大事なことは飼い主といぬとの関係性。
「力による関係」ではありません。
「信頼による関係」です。
信頼を獲得するには、どのようにコミュニケーションを図っていくかがポイント。
いぬのしつけに関するいろいろな書籍には、
「アイコンタクト」と「根気」という言葉がよく出てくると思います。
間違いではありませんが・・・
■いぬのしつけにおける「アイコンタクト」
「アイコンタクト=目と目を合わせる」ことですが、いぬのしつけでは「飼い主を見る」ことです。
plusWanDogSchoolでは、基本的にいぬのごほうびとして、フードを使います。
(フードはいぬにとって有益で効果の高いごほうびです)
いぬは飼い主のフードを持っている手に注目すると思います。
このフードを持っている手に、いぬが注目している状態はアイコンタクトが成立しています。
▲アイコンタクト、いぬを注目させることに関しては
→「飼い方カウンセリング後の宿題」のレポートをご覧ください。
■いぬのしつけは、生活の中で活かせるように。
いぬのしつけというものは、生活の中で取り入れていくことで「かしこいねぇ」と周りの方々から評価をもらえると思います。
エサの時間にしつけをするものではなく、いぬとなにかする時を考えてみましょう。
・お散歩に行く
・リードをつけたり外したり
・ハーネスをつけたり外したり
・足を拭く
・おもちゃで遊ぶ
・エサを与える
・ケージやサークルに入れたり出したり
・いぬを呼ぶ
・お手入れをする
などなど。
このようなときに、いぬにはどうしてほしいか考えましょう。

■いぬに「オスワリ」や「フセ」を教える必要性。
いぬは座る動作や伏せる動作は教えなくてもします。
いぬも退屈であれば座るだろうし、眠るときには伏せの状態になります。
でも、これはいぬの意思であり指示があっての動作ではないです。
大切なことは、「飼い主の指示を聞くこと」です。
これにより飼い主といぬとのコミュニケーションが上がるきっかけになります。
・いつでも、どこでも、どんなときにも、
・いぬの飼い主への集中を高める
・いぬの学習意欲を高める
実際には、オスワリやフセでなくても良いかもしれないと思う人もいるでしょう。
でも、少し考えてみればオスワリやフセを飼い主の指示でできるようになれば、生活のあらゆる場面で効果が高まります。

オスワリやフセを教える必要性
Global.plusWanのこにたんです。
いぬのしつけ教室で行うレッスンでは、できるだけその場で「わかりやすい説明」を心がけていますが、どうしてもお伝えできない場合もあるかと思います。このサポートページを上手に活用いただけますことを望んでいます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
感謝。
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