いぬとおもちゃで遊ぶ/いぬの教育

みなさん、こんにちは。
Global.plusWanのこにたんです。
今回は、上手におもちゃで遊ぶ方法です。

いぬとおもちゃで遊ぶことは、いぬとの楽しくコミュニケーションがしっかりと図れて、飼い主といぬとの関係性構築には一番の方法です。

規律ある遊び=規律ある教育

 生後6ヶ月を越えたいぬは、とにかくエネルギッシュです。好奇心や警戒心も旺盛となり、やんちゃで生活における様々な問題も生まれてきます。いぬとの暮らしで大切なことは、上手にコミュニケーションを図ることです。いぬの気持ちを理解する上においても重要なコミュニケーションはどのようにアップさせていけばいいのでしょう。

いぬとの関係性を構築していく上で大切なことは「規律ある」ことです。いぬとおもちゃで遊ぶにも、「規律ある遊び=教育」なんだと思って取り組んでいきましょう。

いぬとおもちゃで遊ぶ

 いぬは遊びが大好きですが、遊ぶ相手も必要です。要するに一人遊びではなく飼い主も巻き込んだ遊びが大好きなのです。

飼い主が管理するおもちゃ
いぬと遊ぶためには、おもちゃを飼い主が管理することも必要です。各家庭にいぬのおもちゃは数個から十数個あると思います。そのおもちゃの大好きランクを決めましょう。このランクの上位4つを飼い主が管理するおもちゃとしましょう。飼い主が管理するおもちゃとは、飼い主といぬが一緒に遊ぶためのおもちゃですので、常はどこかいぬの届かないところに置いておきましょう。

飼い主が管理するおもちゃでいぬと遊ぶ
いぬとの暮らしにおいては、様々な場面でいぬが「遊んでほしい」と飼い主の前におもちゃを咥えてやってくることがあります。この時いぬは遊んでほしいと思っています。このいぬの気持ちは尊重しましょう。ただしいぬが持ってきたおもちゃでは遊ばず、飼い主が管理しているおもちゃを出してきて、投げたり、引っ張りっこをして、いぬと楽しく遊びましょう。飼い主が管理するおもちゃで遊ぶ利点は「始まりと終わり」を飼い主が決めることができます。遊びを終わる際にはいぬからおもちゃを取り上げて、「はい、おしまい」とするのです。

よいおもちゃと悪いおもちゃゲーム
いぬが遊んでもいいおもちゃを5つほどと、スリッパやリモコンなどいぬのおもちゃではないもの3つほどを一箇所にまとめて置きましょう。そして、いぬに自由に取りに行かせましょう。スリッパやリモコンなどいぬのおもちゃではないものを持ってきたら、すぐに取り上げていぬの届かないところに置きましょう。この際にいぬを叱りながら取り上げないことと取り上げたあと、いぬにグチグチ言わないことがポイントで、自然に取り上げてください。いぬが遊んでもいいもちゃを持ってきたら、大喜びしながらいぬにいっぱいほめ言葉をかけながらそのおもちゃを取り上げてすぐ投げたり引っ張りっこをしたりして大いに遊びましょう。

いぬのおもちゃにしてはいけないもの;いぬは「いたずら」が好きな動物です。特に噛んでもらっては困るものほどターゲットになります。
・スリッパや靴
・リモコンや携帯電話、めがね
・掛けてあるタオル
・洗濯物(靴下など)
・ティッシュ
・テーブルの上にあるもの  などなど
いぬはこのようなものを咥えて、わざわざ飼い主の前を通り過ぎていきます。これを見た飼い主は、「あっ」とか「こらー!」とか言いながらいぬを追いかけるというサイクルが続きます。この時どんなに叱ってもほぼ直りません。なぜなら、いぬの思っている通りなのですから。いぬにトレーニングされている飼い主という構図になります。

生活の中で必要なものを「ボロボロ」にいぬがしたからといって、いぬに与えてはいけません。ボロボロになったスリッパをいぬに与えてしまうと、新しいスリッパとの区別がつかなくなり、スリッパはおもちゃという認識になってしまいます。どんなものでも生活で必要なものは、いぬのおもちゃとして与えないように注意しましょう。

いぬとおもちゃで遊ぶ方法

おもちゃを投げて遊ぶ、引っ張りっこをして遊ぶ、じゃらして遊ぶ、おもちゃを利用して追いかけたり、追いかけられたりするなどいろんな遊び方がありますし、いぬの性格などによっても遊び方が違います。大切なことは「いぬも飼い主も楽しむ」ことです。そして、飼い主が管理しているおもちゃで遊ぶことで、「はいおしまい」と言って遊びを飼い主主導で終わらせることができるのです。

咥えたおもちゃの取り方

いぬとおもちゃで遊ぶ際に「問題」になるのが、咥えているおもちゃを離してくれないこと。基本的には「フードとの交換」で咥えているものを取り上げる方法を教えることです。よく「無理やり取ってもいいの」と聞かれますが、基本的に無理やり取ることになります。この時の言葉のかけ方が大事となり、「ダメ!出しなさい!」と強く叱るような口調はお勧めしません、優しい口調で「ちょうだーい、ちょうだい」と声をかけながら、取り上げていきます。こうすることで咥えてる力を和らげていきます。ここで強い口調で取り上げようとすると、いぬもそれに乗じて咥えている力を強くしてしまい、最終的には「唸る、咬む」という行動に移行してしまいます。

今回はここまで。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
感謝。

投稿者: globalpluswan

高校を卒業後、民間の警察犬訓練所に見習い訓練士として入所。その後独立し、犬の繁殖と家庭犬のしつけトレーニングを行う。1994年にテリーライアン女史に出会うことにより、理論的なしつけトレーニングの重要性を痛感し、ボジティヴレインフォースメント(陽性強化すなわち正の強化による学習)によるトレーニング法を中心としたしつけを実施し、北陸(福井、石川、富山)を中心に動物病院、ペットショップなどでしつけ教室を定期的に開催する傍ら、ペットの専門学校での教務全般に関わりながら、学生に犬のしつけに関する講義を行っている。また、動物愛護事業にも行政と連携を図りながら活動している。そして、インターズーから出版される「新版犬のしつけ学」の著者でもある。 ・JAHA(公益社団法人動物病院協会)認定家庭犬しつけインストラクター ・一般社団法人ふくい動物愛護管理支援センター協会元代表理事

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