Global.plusWanにいまできること


みなさん、令和5年、新しい年がきました。
あけましておめでとうございます。
Global.plusWanのこにたんです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
一年の計は元旦にあり。
ということで、今年はうさぎ年(卯年)
一年間飛び跳ねていこうと思います。
令和5年のスローガンも決めました。
「笑う門には福来る」
笑顔をを絶やさないように、多くの飼い主さんとつながっていきたいと思います。

Global.plusWanはいぬ、ねこ、人の総合教育を通して、こころ豊かで健やかな暮らしから始まる共生社会の実現を目指しています。
現在Global.plusWanは、いぬやねこの飼い主教育に特化したプログラムを構築し、いぬのしつけ(生活マナー)教室や飼い主向け、いぬやねこに関わる方向けの勉強会を展開中です。令和5年は動物愛護センターで得た経験を元に、「保護いぬや保護ねこの社会化リハビリプログラムを構築して新しい家族と暮らす」を目的に活動を起こします。

今回のタイトルをこのようにした背景
2014年ごろより「いぬやねこの殺処分」についての関心が高まり、各メディアも一斉に取り上げたことから、「殺処分ゼロ-ノーキル-」が合言葉になり動物愛護への機運が高まり、それまで草の根活動的に動いていた動物愛護団体も各地で声を上げる
2016年には、クリステル・ヴィ・アンサンブル(滝川クリステル主宰)が東京大学を会場に主催した「アニマルウェルフェアサミット2016」は動物愛護の機運をピークに押し上げた形となり、このあとには「保護ねこカフェ」が各地で流行り猫ブームが始まった。
これを契機に保護いぬねこが多くの方の身近な存在となり、著名な芸能人も保護いぬや保護ねこを飼うことでステータスとなり「少しでも動物愛護に貢献したい」とペットショップではない選択をする人たちも多くなり始めた。
このような背景に始まった動物愛護機運は、いぬやねこを保護する団体や個人を多く作り運営するために多額の寄付を募り始めたが、一時のような機運の高まりは影を潜め運営が厳しくなり、いぬやねこたちだけが残されるという「多頭飼育崩壊」が多く見られるようになった。
2020年には、新型コロナ感染症が猛威を振るうこととなり社会生活も大きく様変わりし、在宅勤務という形態が、いぬやねこの飼養数を押し上げてきた。
動物愛護機運、コロナ感染症も落ち着きを見せ始めた2022年は、社会生活も元に戻り始め、いぬやねこを飼った人もその煩わしさからか手放す人も出始めた。

いま、やるべきこと
いぬやねこは、おもちゃではないし一時のブームで飼うものではない。ということは誰しもが知っていることで、理解もしているだろうと思うがなぜ手放す人がいるのか。
やはり、頭で分かっていても生活の中に置き換えると「そんなこと言ったって」ということになる。
なぜ、このようなことになるのか。
昨今まで続いている「ペット社会」の慣習、ペットショップから迎え入れるにしても動物保護団体や個人から迎え入れるにしても、「安易な気持ち」「なんとかなるさ」という提供する側とされる側の一致した気持ちがあるのではないかと思う。
今は、動物愛護管理法によりいぬやねこを提供する側にはメリットもデメリットも説明する必要がある「購入飼養前の説明責任」が課せられています。
でもこれは、最初の一度きりだし飼養の経験のある人だとある程度簡略化される場合もあると思う。また購入したい人の心理で考えれば、リスキーな話をしても「うわの空」な時もあると思う。また、この法律ではいぬやねこを飼った人には「終生飼養」が求められています。
ここで大事なことは「なぜ、いぬやねこを飼ったのに手放さなければならなくなったのか」ということ。ペットショップにしても、動物保護団体や個人にしてもアフターサポートに手が回らないということになります。
ショップや保護団体や個人、行政にしてもアフターサポート体制がしっかりとできれば、背景で示したようなことは防ぐことができるのではないかと考えています。

Global.plusWanは「飼い主教育」に特化しています
40年いぬのしつけやトレーニングをやっていく中で、多くの飼い主と出会いそこから学び、新たなトレーニング手法を学び、2000年からは飼い主にいぬのしつけやトレーニングを教えていくしつけ教室を展開し、2010年から行政が設置している動物愛護センターで業務をしていく中で多くの方たちと接することで学びが深まってきました。
○各地で展開している「いぬの生活マナー教室」の充実
いぬとその飼い主に教育の機会を持ってもらうために、北陸三県で教室を展開中です。
○オンラインやウェブでの勉強会の充実
いままでリアル対面で行ってきた勉強会をウェブを利用したオンラインやビデオ勉強会にして「こにたんライブラリー」を展開していきます。
○保護いぬ、保護ねこの社会化リハビリプログラムによるリホーム活動の展開
いぬやねこたちの社会復帰のプログラムを実施して家族のもとへ
このプログラムを実際に実行するのは令和5年、今年から始めるプログラムです。
これが2023年の目標です。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
感謝。
こにたんでした。