しつけとトレーニングの違い

シリーズ「いかにしていぬのリーダーになるか」

みなさん、こんにちは。
Global.plusWanのこにたんです。

いぬのしつけについて

今回は、いぬのしつけとトレーニングの違いについてです。
これ、なかなかわかっているようでわからないものではないですかね。

これに関連したものは、以前のブログでも書いていますけど、
「こんなはずじゃなかった!」/こいぬを飼ったら勉強会
今回改めて「いぬのしつけ」について勉強してみましょう。

みんな知っていると思います「いぬにしつけは必要」ってことぐらい。
でも「いぬにしつけ」は大事だけど、そもそも何を教えること?って思いませんか。

みんなが思っているいぬのしつけってこんな感じかな。

●おすわりやふせ、まて、お手を教えることで賢くなる
 飼い主の指示を聞いて行動することを教えることは大切です。
→しつけってエサの時間にやるものだと思っていませんか

●トイレのしつけができれば大丈夫
→トイレ、排泄のしつけは大切です。でもいぬはマーキングをする動物なので、実際はすごく根気がいる作業です。

●しつけは「ダメなことをわからせること」
→いぬを叱ることは必要なことですが、重要なことではありません。まずは上手にほめることを覚えさせるようにしましょう。

●いぬと普通に暮らしていれば覚えてくんじゃないの
→いぬは人ではありません、いぬ本来の習性があります。
大切なことは「いぬという動物」を知ることが大切です。

人社会におけるしつけの必要性

●周囲の迷惑とならないように暮らす
→吠えたり飛びついたり、不適切な場所での排泄など
→飼い主が常に注意しながら周囲の方たちとコミュニケーションを図りながら過ごすことが大事

●落ち着いて日常を過ごせるようにする
→飼い主の傍らで無駄に興奮することもなく落ち着いて暮らす
→いぬとの生活は365日です。落ち着いたいぬに育てるために日々いぬのトレーニングは欠かせません

●散歩中にむやみに引っ張ったり、他の犬や人、車などに反応しない
→飼い主の言葉に耳を傾け、一緒に楽しそうに過ごす
→日々の生活の中でたくさんの言葉のシャワーを浴びせていくことで飼い主の言葉に反応してくれるいぬに育てることができます

●誰(他の動物含む)とでもフレンドリーに過ごす
→誰にでもしっぽを振りながら愛想よく過ごせる
→こいぬの時期を安易に過ごしてはなりません、早い時期から外の環境に慣れさせるように努力しましょう

【要するに】
人社会で生活していくために、人社会でのルールやマナーをいぬに教え、行動できるようにすること

いぬのトレーニングについて

しつけがしっかりとできるようにするためにはトレーニングをすることが必要です。

●トレーニングするって、そもそもどういうこと?

トレーニングをすることとは、繰り返し続けていくことではないかと考えています。
・ダイエットとか筋トレとかと同じ
・目標を設定してプログラムし、目標達成のために日々努力する
・目標達成のためにできることを繰り返す
・目標達成のためにはモチベーションが必要
・モチベーションは「できるようになることが快感」である

いぬのしつけに役立つトレーニングのプラン

トレーニングはしつけのために行うことがわかったところで、どのような方法がいいのということで、生活に取り込める方法を説明しましょう。

●いぬとの暮らしに取り込むルーティンワークがトレーニング

・今のいぬとの生活を振り返りましょう
→日々のルーティン;エサ、散歩、自由遊びなど

【例;生活のルールづくり】

▶エサの時間のルーティンワーク;必ずおすわりをさせる
…エサの時間にはたくさんのことは教えずおすわりとまて程度

▶お散歩の時間のルーティンワーク;必ずいぬの大好きなフードを15粒持って「いぬの名前を呼んだらフードをあげる」を15回する

いぬのしつけとトレーニングの違い

いぬのしつけとトレーニングの違いは明らか

●いぬをしつけることは「いぬ育て」には欠かせない
いぬ育ては長い道のりです。
どんないぬにしたいのか、いぬを飼おうと思ったときの想いと目標を見失わないように。

●いぬのトレーニングは目標を決めて

いぬのトレーニングは毎日行うルーティンワーク
目標に向かって「少しずつ、少しずつ」できることを繰り返し、「できたことをしっかりとほめましょう」。
そうすることでいぬのモチベーションが上がります。

投稿者: globalpluswan

高校を卒業後、民間の警察犬訓練所に見習い訓練士として入所。その後独立し、犬の繁殖と家庭犬のしつけトレーニングを行う。1994年にテリーライアン女史に出会うことにより、理論的なしつけトレーニングの重要性を痛感し、ボジティヴレインフォースメント(陽性強化すなわち正の強化による学習)によるトレーニング法を中心としたいぬの教育を実施し、北陸(福井、石川、富山)を中心に動物病院、ペットショップなどで社会化を中心とした生活マナー教室を定期的に開催する傍ら、ペットの専門学校での教務全般に関わりながら、学生にいぬの教育に関する講義を行っている。また、動物愛護活動にも行政と連携を図りながら活動している。そして、インターズーから出版されている「新版犬のしつけ学」の著者でもある。 ・JAHA(公益社団法人動物病院協会)認定家庭犬しつけインストラクター ・一般社団法人ふくい動物愛護管理支援センター協会元代表理事

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