いぬのトイレのしつけについて/いぬの教育

Global.plusWanのこにたんです。
今回は、いぬのおしっこうんちのしつけ、いわゆる「トイレのしつけ」の方法についてです。
いぬとの生活が始まると、はじめに直面するしつけ・トレーニングとなります。

こいぬのトイレのしつけは覚悟をもって

こいぬの頃のトイレのしつけは、結構大変な作業となることを覚悟してください。でも、こいぬなのでトイレの場所を知らなくて当然でもありますから、きっちりと教えることができれば、この後一生を快適に過ごすことができるようになります。

いぬはトイレを覚えにくいもの

いぬは、その習性行動から決めた場所でのトイレを覚えにくい動物です。

いぬにはトイレを決まった所でするという習慣がありません。
なぜなら、いぬにとって「臭い」はコミュニケーションのためのツールだからです。
だからいぬは、人と生活を始めるようになって初めて「トイレで排泄をする」という習慣が必要になってくるのです。

ペットシーツをトイレと認識?

そして、飼い主がいぬにトイレを教えていく時に、いぬはペットシーツをトイレだと認識すると思っているかもしれませんが、いぬがトイレをトイレシーツだと認識することはありません。
気持ちのよい寝床だと思うかもしれないとい うことです。
これは、人といぬの認識の違いで飼い主はこの違いを理解する必要があります。

こいぬの頃はトイレの回数が頻繁

 こいぬは成長過程にありますから、排泄の回数が多いのは当たり前です。ですので失敗するのは当たり前です。小さい子どもの場合も同じで排泄の回数が多いので「おむつ」をするのです。こいぬの生活環境を見直しましょう。基本的にしっかりと管理できる飼い方をするようにします。そのためには「ケージ」か「サークル」の利用が良いと思います。そのケージの中に「寝るところ」と「トイレとなるペットシーツ」半々に置きます。寝るところには何か敷物を入れましょう。そして1週間程度観察をして、寝るところでちゃんと寝てくれていれば、トイレシーツの上で排泄をしてくれると思います。これがトイレシーツの上で寝ているようなら、トイレの場所と寝る場所を入れ替えるようにします。そして1週間程度観察します。生後5ヶ月程度まではこんな感じで観察をしながら、トイレシーツの上で排泄をしたのを見かけたら、大いにほめるようにします。この時ごほうびを与えると学習効率がよくなります。

いぬのトイレ周期を知る

いぬのトイレのしつけで大事なことは、的確にトイレの場所で排泄をしてくれることです。
そのためには、いぬ自身が「いつトイレをしてくれるんだろう」ということです。
一般的には、寝ていて起きた時、餌の後、動き回った後などですが、個体差があるので、一度排泄行動リサーチをしてみるといいと思います。
この円グラフは、1日を5分割してどこで排泄が多いかを知るための考え方です。
この5分割も時間で分けるのではなく、飼い主さんの行動パターンで区切ります。
就寝中、起きてから、仕事や学校に行くなど、各家庭で動き方もさまざまですから、アレンジしながら考えていくことができます。
リサーチ期間も2週間程度が良いと考えていますが、これは的確にいぬの排泄パターンを知るために必要なことです。

トイレトレーニングパターン

人でもいぬでも環境の変化は、学習のきっかけを作ります。
こいぬが生活をしているケージとは別に、もうひとつサークルを準備します。
このサークル内には、一面ペットシーツを敷きます。
寝るところは必要ありません。
これを「トイレサークル」と呼びます。
いぬという動物は、環境が変わると排泄をしたくなるという習性があります。
通常みなさんは、ケージにいるこいぬをケージから出してリビングで自由にさせますね。
そして、こいぬはリビングを走り回りながら早い段階で排泄をしてしまうのではないでしょうか。
これが環境が変わることで排泄が促されている証拠なのです。
そこで、ケージから出してあげると次にリビングではなく、トイレサークルへ移動させます。
こいぬをトイレサークルへ移動させたら、それまでいたケージを掃除するなり、別のことをするなりして10分程度放置(無視)をします。
この時絶対に無視をしてください。
こいぬを構ったり「トイレ、トイレ」などと声をかけてしまうと、こいぬは排泄どころではなく「ここから出せ!」と飼い主さんへアプローチしてきます。
ここは10分程度完全無視です。
そうするとこいぬは、そのトイレサークルの中の匂いを嗅ぎ回りながら、排泄の機会を伺うようになります。
10分程度経過したら、トイレサークルに近づき、状況を見ます。
そこで排泄がされていれば、大いにこいぬにわかるようにほめます。
この時かならずごほうを与えるようにしてください。
ほめ終わってからリビングに出してあげると、しばらくは排泄をしないと思います。
もし、10分程度経過しても排泄をしていなければ、一度トイレサークルから出してあげて、リビングで遊ばせますが排泄をする前に、もう一度トイレサークルへ入れてまた10分程度無視をします。
この方法を繰り返していきます。
この方法は、トイレの失敗がないため、目的を達成していればほめることに徹することができるので、確実にこいぬがトイレの場所を覚えていきます。

今回はここまで。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
感謝。

投稿者: globalpluswan

高校を卒業後、民間の警察犬訓練所に見習い訓練士として入所。その後独立し、犬の繁殖と家庭犬のしつけトレーニングを行う。1994年にテリーライアン女史に出会うことにより、理論的なしつけトレーニングの重要性を痛感し、ボジティヴレインフォースメント(陽性強化すなわち正の強化による学習)によるトレーニング法を中心としたしつけを実施し、北陸(福井、石川、富山)を中心に動物病院、ペットショップなどでしつけ教室を定期的に開催する傍ら、ペットの専門学校での教務全般に関わりながら、学生に犬のしつけに関する講義を行っている。また、動物愛護事業にも行政と連携を図りながら活動している。そして、インターズーから出版される「新版犬のしつけ学」の著者でもある。 ・JAHA(公益社団法人動物病院協会)認定家庭犬しつけインストラクター ・一般社団法人ふくい動物愛護管理支援センター協会代表理事

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